日本の大人気映画がアメリカで公開されました。
日本でも現在公開中の「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」。
公開から52日間で観客動員数が2200万人を超え、興行収入も314億円以上に達しています。
アメリカ国内での先行上映がニューヨークで始まりました。
マンハッタンの映画館には、主人公の炭治郎や善逸などの人気キャラクターになりきったファンの姿があり、「すごくワクワクしています。こんなに早く上映してくれて本当にうれしい。ずっと見るのを待っていたの」「チケットが取れたときは部屋の中で跳び上がったよ」などといった喜びの声が聞かれました。
先行上映に合わせ、映画館では限定グッズも用意。
キャラクターが持つ刀とさやの形をしたコップや、さまざまなキャラクターが描かれた“無限城”仕様のポップコーンボックスまで。
上映時間が近づくと、アメリカの「鬼滅」ファンが続々と中へ。
約2時間半後、映画を見終わった感想を聞いてみると、「待ったかいがあったよ。次回作も待ちきれない。すばらしかった」「3回も泣いた。とてもいい映画だったわ」と話していました。
12日に全米で公開となりますが、アメリカのチケット販売サイトによると、前売り券発売初日にはアニメ映画としては過去最高の売り上げ枚数を記録したといいます。
「鬼滅」旋風が巻き起こっているのはアメリカだけではありません。
韓国でも「鬼滅の刃」ブームが広がっていて、ソウルの映画館では映画とコラボしたお菓子や飲み物も販売されています。
現地メディアによると韓国では、公開から19日で累計観客者数が400万人を突破。
韓国で上映された日本のアニメ映画では、歴代3位の記録となります。
映画を見た人は「(鬼滅ファンは)すごく多い。周りの大人たちも知っていました」「何度見ても面白そうな映画です」と話していました。
世界で巻き起こる「鬼滅」旋風は、さらに勢いを増しそうです。
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