外務省はロシアに対する危険情報を一部改訂しました。
「渡航中止勧告」は維持する一方、「真にやむを得ない事情がある場合、渡航・滞在することは妨げない」とし、文言を緩和しました。
ロシアに対する危険情報は2022年2月のウクライナ侵攻以降、レベル3の「渡航中止勧告」が続いています。
これまでは渡航や滞在の目的を「真にやむを得ない公益性を有する任務遂行のため」としていましたが、今回の改訂で「真にやむを得ない事情がある場合、渡航・滞在することは妨げない」に変更されました。
渡航制限が一部緩和されたかたちです。
外務省は改訂の理由について、現地の状況が比較的安定して推移しているためだと説明しています。
「真にやむを得ない事情」には慰霊や遺骨収集、ビジネス、芸術、教育、研究や留学が含まれるとしています。
一方、ウクライナと国境を接する西部ブリャンスク州やクルスク州など5つの州は引き続きレベル4の退避勧告とされ、文言の変更はありませんでした。
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