ガザ地区の最大都市ガザ市の制圧を掲げるイスラエル軍は人口100万人近くとされるすべての住民を対象に退避通告を出して攻勢を強めています。
パレスチナのメディアは13日、イスラエル軍がガザ市の中心部にあった避難民のテントを空爆し、4人が死亡したと伝えました。
保健当局の13日の発表によりますとガザ地区での死者はこれまでに6万4800人を超えています。
こうした中、アメリカのルビオ国務長官が14日、イスラエルに到着しました。
ルビオ長官はネタニヤフ首相と会談し、人質の解放やガザ地区への人道物資の搬入について協議するとしています。
一方、9月9日にイスラエルがハマスの幹部を殺害するためカタールの首都ドーハを攻撃したことを受けてカタールは14日からアラブ諸国やイスラム諸国を集めた緊急の会議を開いて対応を協議する予定です。
アメリカと協力関係にありイスラエルとハマスの停戦協議を仲介してきたカタールが攻撃を受けたことは周辺諸国に大きな衝撃を広げていて、対応が焦点となっています。
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