イランでは3年前、公共の場で女性に着用が義務づけられているヘジャブのかぶり方が不適切だとして女性が警察に逮捕され、その後、死亡しました。

これをきっかけに市民の抗議デモが各地に広がり、国連の報告書は治安当局との衝突などで551人が死亡したとしています。

イランのペゼシュキアン大統領は先月29日、「国内で争いが起きるおそれがある」などとしてヘジャブを着用しない女性への取り締まりを事実上、行わない方針を新たに示しイスラエルとアメリカから攻撃を受けて以降、政府が世論に敏感になっていることがうかがえます。

首都テヘランではヘジャブを着用せずに歩く女性が多く見られるようになっていて、女性のひとりは「以前は着用するよう強い圧力をかけられていたが今は自由になったと感じる」と話していました。

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