【ワシントン共同】米国のウィットコフ中東担当特使は17日、CNNテレビの番組で、米欧がウクライナに北大西洋条約機構(NATO)に類似した「安全の保証」を提供することについて、ロシアが容認する考えを示していると述べた。米ロ首脳会談の合意事項の一つとして説明した。  ウクライナは、ロシアがNATO加盟を認めない中、和平実現にはロシアが再び侵攻しないとの安全の保証が必要だと訴えている。ウィットコフ氏は、ロシアがNATOに似た形で米欧の関与を認めたのは初めてで「画期的だ」と強調した。  ウィットコフ氏は、ロシアが和平合意を結ぶ際には、欧州の領土を侵攻しないと「ロシアの法律で明文化する」ことにも同意したと話した。  北大西洋条約第5条は加盟国が軍事攻撃を受けた場合、全加盟国への攻撃と見なして武力行使を含む必要な行動を直ちに取ると規定。ウィットコフ氏はウクライナに提供するのは「5条に類似したものになる」とした。  ウィットコフ氏は、ウクライナとロシアの「領土交換」についてロシア側も譲歩する姿勢を示したとも語った。

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