(写真はイメージです) DacologyPhoto-Shutterstock

<カリフォルニアからネバダへのロードトリップ中にある女性が体験した「予想外の出来事」とは──>

アメリカ西部をロードトリップしていたある女性が、思わぬ「アトラクション」によって足止めを食らった。

【動画】「ゾンビに襲われてるのかと...」荒野で車が立ち往生、カーナビが警告する「あまりに予想外な障害物」の正体

@infinitebbtのユーザー名でTikTok投稿しているリンは、カリフォルニアからネバダへのロードトリップを敢行。その道中で、この珍しい「友達」と出会うことになる。


8月17日に投稿された動画の中で、リンは「ロードトリップが最も予想外の障害物によって中断された」と綴っている。映像は、車の警報システムが周囲の障害物を警告する場面から始まる。カメラが窓の外に向けられると、2頭のロバが彼女を見つめている。

複数のロバが車のまわりに集まり、窓越しに中を覗いたり、互いに絡んだりしている。ある場面では、道路のど真ん中に立ちふさがる2頭の姿も。

動画には「野生のブーロズ(burroの複数形、スペイン語でロバ、アメリカでは小型なロバのことを指す)」というキャプションが添えられ、「ただ挨拶したかっただけみたい!」と書かれている。

米農務省(USDA)によると、ブーロはより小型な野生化したロバで、ネバダ州の広大な土地に多く生息している。16世紀にアメリカに持ち込まれた家畜ロバが、逃亡や放棄を経て長い年月をかけて野生化したとされている。

この動画はTikTokユーザーを魅了し、520万以上の「いいね」と2000万回超の再生数を記録。「ロバ好きすぎる」をはじめ、「詮索好き」「可愛すぎて無理」などのコメントが寄せられている。

「バッファローか何かかと思ってたけど、ロバとは予想外で面白かった」と笑うユーザーもいれば、動画冒頭の警告表示について「アラートがまるで『襲撃中』って感じでウケる」といったジョークも。「なぜか分からないけど、ゾンビに襲われてるのかと思った」という人もいた。


ネバダ州の土地管理局(BLM)は、野生のブーロや馬に近づいたり餌を与えたりしないよう強く警告している。給餌は違法行為であり、人間に慣れすぎることで、動物にも人にもリスクが生じるためだ。

リンは動画のコメント欄で、「もしかして何かおやつを探してたのかも。でも、餌をやっちゃダメって知ってたから」と述べている。

本誌は、この件に関してTikTok経由で@infinitebbtにコメントを求めている。

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