愛犬を思ってした行動が裏目に(写真はイメージです) Steve Smith-Unsplash

<暑さのせいで外にも出たがらないジャーマンシェパードのために夫婦がとった行動が、「ひどい飼い主」と批判を浴びた理由とは>

米アリゾナ州の猛暑から愛犬を救おうとした飼い主の行動が、ネット上で激しい批判を浴びている。

【動画】「涼しくしてあげようと...」ネットで叩かれた飼い主のNG行動とは

レイチェル・ロドリゲスさん(34)がTikTokに投稿した動画には、毛を刈られたジャーマンシェパードが映っている。ロドリゲスさんは、夫の愛犬への愛情を示すつもりでこの動画を投稿したが、コメント欄はすぐに「ダブルコートの毛を刈るべきではない」という批判で埋め尽くされ、NG行動として拡散された。

「ジャーマンシェパードの毛を刈る動画を投稿した。まったく何も考えていなかった」と動画のキャプションには書かれている。「ただ私は、暑いから毛を刈ってほしいと夫に頼み、夫がしてくれた。愛犬が夫をとても信頼していることに感動して投稿した。でも、ネット上の9割の人から、ひどい飼い主だと非難された」

ロドリゲスさんは、犬の毛を刈った理由を本誌に次のように説明した。

「猛暑のため、犬の毛を刈ることにした。彼は荒い呼吸をよくしていて、暑さのせいで外に出たがらないようだった」とロドリゲスさんは言う。また、彼女は第4子を妊娠中で、愛犬の抜け毛や床の衛生面も気になっていた。

ロドリゲスさんが激しい非難を浴びたのは、ジャーマンシェパードがダブルコートの犬種で、毛を刈るのは犬にとってよくないからだ。下毛と保護の役割をする上毛は、夏の暑さから身を守り、冬の寒さから体を温める自然な断熱システムとして機能する。

ロドリゲスさんは、愛犬を傷つける意図は決してなかったことを強調し、他の飼い主にも彼女の過ちから学ぶよう促している。

「このようなことは常識だと多くの人は思っているが、そうではない」と彼女は言う。「私たちは愛犬を傷つけるために毛を刈ったのではなく、涼しくしてあげたかった。まさか、これが400万人の人々を怒らせることになるとは思わなかった」

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