大阪・関西万博の公式ライセンス商品の売り上げが8月末時点で約800億円に上ることがわかった。公式キャラクター「ミャクミャク」関連のグッズが売り上げを後押ししているとみられる。
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日本国際博覧会協会が7日に開く理事会で報告される。関係者によると、売り上げは会場内外の公式ストアなど計44店舗の合計で、ミャクミャクのぬいぐるみやカプセルフィギュア、サンリオとのコラボ商品などが人気という。
協会ではミャクミャクや万博ロゴなどの知的財産について、万博の理念の継承や地域活性化に貢献することなどを条件に、国や地方自治体などが2026年4月以降も使用できるようにすることが検討されているという。
ライセンス商品の売り上げは、万博の運営費の収支に盛り込まれる。運営費が黒字となった場合、大阪府の吉村洋文知事は9月中旬に首相官邸を訪れた際、余剰金を万博のシンボル「大屋根リング」の閉幕後の保存費用に充てるよう石破茂首相に要請している。
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