夜の公園で…(写真はイメージです) Atharva Tulsi-Unsplash

<その「ストーカー」は毎晩、公園を散歩する女性の後をついてきた。そんな日が1週間ほど続き、事態が急展開した>

相手は午後8時きっかりに必ず姿を現した。最後の晩は雨が降っていたものの、女性は様子を見に行くことにした。

【写真】夜の公園散歩に必ず現れるストーカー、ずぶ濡れになりながらも...

10月18日のRedditの投稿(u/Evanessa_r)によると、夜の公園を散歩する女性の後をつけてきたのは1匹のキジトラ猫だった。「私はよく夜の公園を散歩する。この野良猫は毎晩、午後8時きっかりに私のところへやって来るようになった」と投稿者は書いている。

「私たちの友情が1週間ほど続いたある晩のこと。天気が悪くて雨が降っていたけれど、とにかく友達の様子を見に行くことにした。この子はベンチの下に座ってずぶ濡れになりながら私を待っていた」

「その日からこの子は家族になった。ドミニク・トレットの言葉を借りれば『友達はいない、家族ができた』」(トレットは映画「ワイルド・スピード」シリーズの主人公)

写真の中の猫は、ベンチに座った女性の膝に抱かれ、もうこれで安心というように女性の胸に頭を預けていた。

投稿には「私の所へやって来て1週間以上も公園を一緒に散歩した野良猫が、愛情に包まれた飼い猫になるまで」のタイトルが付いている。

誰もが知っての通り、飼い主を選ぶのは猫であって、その逆ではない。しかし猫はどうやって「自分の人」を決めるのか。

専門家によると、猫は自分のことを理解してコミュニケーションを取るために最も努力してくれる相手をお気に入りの人間に選ぶ。

ユニオンレイク動物病院によれば、猫は自分の伝えたい事や必要な物に注意を払ってくれる人を好む傾向があるという。

猫の好みは性格や品種にも左右される。穏やかな猫は静かな人を好み、活発な猫は遊び好きな仲間を求める傾向がある。

猫との絆を強めるためには時間をかけて相手をしながらコミュニケーションを取る必要がある。一緒に時間を過ごし、猫の興味に合わせ、話しかけ、撫でたり遊んだりして愛情を示すことで、猫との関係は深まる。

Redditの投稿は9000以上のアップボートを獲得し、140を超すコメントが寄せられている。

「目がウルウルする。この子は自分の人を探そうと必死になって、ついにずっといられるおうちができた。最後の写真の中のこの子の目は純粋な愛情でいっぱい」とMinsc_NBooは書き込み、Cabitaaは「雨の中であなたを待ってたんだもんね。お互いを見つけられて本当にラッキーだね!」とコメントした。

Xtunamilkは「この可愛そうな子はきっと、迷子になったペットか捨てられたペットで、ひとりぼっちで凍えていたんだね。お互いを見つけられて、あなたがこの子を迎えてくれて良かった!」とコメントしている。


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