
農林水産省は、随意契約の備蓄米によるコメ価格への影響などをより正確に示したいとして、6月から全国のスーパーなどおよそ6000店舗を対象にした民間のデータを公表しています。
それによりますと、今月3日までの1週間に販売されたコメの平均価格は、5キロ当たり税込みで3515円と、前の週より48円、値上がりしました。
値上がりは2週連続で、3500円台となるのは先月6日までの1週間以来、およそ1か月ぶりです。
これまで随意契約による割安な備蓄米の放出などを背景に値下がりが続いてきましたが、農林水産省は、販売のペースが落ち着き、価格に与える影響が薄れてきていると見ています。
地域ごとにみると、もっとも高かったのは「北陸」の3801円、もっとも安かったのは「九州・沖縄」の3207円で、地域ごとの価格の差は、最大で594円と前の週より縮小しました。
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