徳島県内では、この時期、各地で阿波踊りが行われていて、鳴門市の「阿波おどり」は、11日まで3日間の日程で開かれます。
会場には4つの演舞場が設けられ、このうちJR鳴門駅近くの長さ80メートルの桟敷席が設置された演舞場では、午後7時の開幕とともに踊り手グループが勢いよく踊り込んできました。
踊り手たちは、笛や三味線などが奏でるお囃子、「ぞめき」の音にあわせて豪快な男踊りや優雅な女踊りを披露し、大勢の観客がスマートフォンで動画を撮影したり、手拍子を送ったりしていました。
また、観光客などが飛び入りで参加する「にわか連」も行われ、子どもから大人まで阿波踊りを楽しんでいました。
鳴門市の「阿波おどり」の実行委員会によりますと、ことしは、3日間でおよそ9万人の人出を見込んでいるということです。
神奈川県から子どもと帰省した40代の女性は「子どもにも見せたいと思って来ました。最前列で見ることができてとても迫力があります」と話していました。
京都から訪れた30代の男性は「この時期になると阿波踊りのリズムを聞きたくなります。とてもきれいで感動しました」と話していました。
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