熱中症予防にはエアコンを活用することが重要。だが、停電に見舞われたらぞっとする(写真はイメージ)=ゲッティ

 酷暑が続いていますが、もし停電になってエアコンが使えなくなった場合、熱中症対策はどうすればいいのでしょうか。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「停電時の熱中症対策」を解説します。

Q もし停電でエアコンが使えなくなったら、どうやって暑さをしのげばいいの?

A エアコンが使えない時は、すだれで日差しを遮ったり、ベランダに打ち水をして部屋に入る空気の温度を下げる方法が効果的です。

Q 服装はどうすればいいのかな。

A ゆったりした服を着て、空気が流れる環境を作ることが大切です。体の周りで水分が蒸発しやすくなり、体の表面を冷やすことができます。

Q うちわであおぐのは効果があるのかな。

A うちわであおぐのも良いですが、体温が上がることもあるので、充電タイプの扇風機やファン付きベストを使うとより効果的です。

Q ぬれたタオルもよさそうだけど。

A ぬれたタオルで体を湿らせると熱を逃がしやすくなります。ただし、冷たさがなくなったタオルを首に巻き続けると逆に熱がこもるので注意が必要です。

Q 熱中症になりそうな時はどうしたらいいの?

A 汗が塩辛く感じたり、頭痛や嘔吐(おうと)の症状が出たら我慢せずに病院に行くことが大切です。「そのままそこにいても良くなる確率はほぼゼロ」と、専門家は警鐘を鳴らしています。

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