13日は北海道美唄市郊外の墓地で朝から墓参りに訪れた人たちに、警察官などがチラシを配るなどして、墓に供えた食べ物や飲み物を必ず持ち帰るよう呼びかけました。

警察によりますと、屋外に食べ物が放置されていると、ヒグマを引き付ける要因になるということです。
墓参りに訪れた70代の女性は「この墓地は森が近いのでヒグマが出そうで少し心配です。供え物を置いておくとクマだけでなくカラスなども来るので、持って帰って家族で食べようと思います」と話していました。
北海道では先月、福島町で新聞配達中の男性がヒグマに襲われて死亡し、そのヒグマは駆除されたものの、今月に入っても江差町などで畑の作物や生ゴミが荒らされる被害が相次いでいます。
美唄警察署の阿部一仁地域・交通課長は「山林に近い地域では、ヒグマがいつ出没してもおかしくないので、警戒を強め、供え物は必ず持ち帰ることを心がけてほしい」と呼びかけていました。
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