知多半島中部の愛知県阿久比(あぐい)町で「灯籠(とうろう)まつり」が始まっている。竹灯籠の温かな光や、地面に映し出される色とりどりの模様が暗がりに浮かび上がり、訪れた人々が写真を撮るなどして、幻想的なひとときを楽しんでいた。開催は14日まで。
もともと灯籠は、毎年6月に同町白沢で開かれていたホタル観賞会を盛り上げるための演出だった。ところが、幻想的な光景がSNSで広まると人気が急上昇、会場周辺に渋滞が起きるほど来場者が増えた。一方、ホタルは激減し、観賞会は2024年から中止になった。そこで今年2月、会場を阿久比球場外周の約100メートルのエリアに変えて、灯籠を主役にした新たなイベントとして開いたという。今回はクリスマスの時期に合わせた。
点灯は午後5時30分から8時30分まで。13日と14日にはワークショップが開かれ、竹灯籠作りなども体験できる。問い合わせは、阿久比町灯籠まつり実行委員会事務局(0569・48・1111)まで。
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