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<老化の9割は「生活習慣」が原因だった...体の内側から細胞レベルで若返る力について>

現代人が老化する最大原因は「体の糖化」だった...アンチエイジング医学の第一人者・米井嘉一同志社大学教授による話題書『食べて若返る! 3×3×3の法則』(さくら舎)の「はじめに」より一部抜粋・掲載。


◇ ◇ ◇

アンチエイジングの重要な柱となるのは、「食育」「体育」「知育」です。このうち、食育は食事のこと、体育とは運動のことで、どちらも生活習慣の要です。

そして、アンチエイジングにおける知育とは、「動機づけ・行動変容」といって、行動(生活習慣)を変え、それを継続し続けるには、強い気持ちと目標意識を持つことが重要であり、そのための知識を得るということです。

私は、3つの柱のなかでも、知育がいちばん大切だと思っています。

ですから、私は本書を執筆するにあたって、糖化ストレス対策(抗糖化ケア)を実践するうえで、具体的な目標値を考えました。それが、「3×3×3の法則」です。

これは、「普段あなたがとっている食事から『糖質』と『脂質』を3割減らし、『食物繊維』を3割増やしましょう」というもの。糖化対策のためには、やはり糖質と脂質とを減らすことは、避けては通れません。

私たちの体は食べたものでできています。

ですから、もしあなたがいま、同年代の人と比べて5歳も10歳も老けて見られるとしたら、それは体によくないもの、体が病的に老化してしまうようなものばかり食べているということ。

重ねていいますが、老化の原因の9割は生活習慣であり、そのなかでも大きな割合を占めるのが、糖化ストレスをもたらす食習慣です。

いまのまま食生活をかえなければ、老化はますます進み、周囲との見た目の差はさらに大きく広がります。糖尿病などの生活習慣病を発症するリスクもどんどん高まります。


しかし、食べるものをかえることで、その状況はガラリとかわります。病的な老化に向かってまっしぐらだった体は、食生活の改善によって、少しずつ健康な状態を取り戻し、やがて細胞レベルからいきいきと輝くようになってきます。

本書『食べて若返る! 3×3×3の法則』では、なぜ、糖化ストレスが老化のいちばんの原因となるのか。そして、それをどう防ぐのか。対策のメインとなる「3×3×3の法則」を中心に、抗糖化ケアについて、できる限りのことをお伝えします。

たとえば、お腹につく内臓脂肪を減らすには運動が不可欠ですし、睡眠不足は認知症の原因になります。運動と睡眠は食事とならんで生活習慣の要ですから、若返り対策として、やはりはずすことはできません。

ほかにも、喫煙や飲酒など、若返りにおいて重要なポイントとなることをお伝えします。

「3×3×3の法則」を中心に抗糖化ケアを続ければ、運動のペースにもよりますが、3週間ぐらいで効果があらわれてきます。見た目で変化を感じられるようになるにはもう少しかかりますが、2か月ぐらいすると肌つやが違ってきます。

異常な老化が進んでいるような人であれば、そのまま続けることで、10歳、20 歳若返ることも可能です。体が若返るということは、それだけ健康的になったということ。健康で若々しい人は、例外なく輝いて見えます。

米井嘉一(よねいよしかず)
1958年、東京都に生まれる。同志社大学教授。2005年、日本初の抗加齢医学の研究講座、同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンター/糖化ストレス研究センター教授。日本抗加齢医学会理事、糖化ストレス研究会理事長。公益財団法人医食同源生薬研究財団代表理事。抗加齢医学研究の第一人者として、研究・臨床に従事。近年の研究テーマは「老化の危険因子と糖化ストレス」。著書に『糖と脂で体は壊れる 疲労、病気、老化の原因「糖化」の正体』(池田書店)など、多数。


 『食べて若返る! 3×3×3の法則』
  米井嘉一[著]
  さくら舎[刊]

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