新しく加わった4種類の焼き鯛めし=松山市で2026年1月26日午後0時9分、狩野樹理撮影

 愛媛県の東部地域で取り組みが進む「東予・洋風焼き鯛(たい)めし」に4種類が加わった。地域に新たな食文化を根付かせるとともに、県内3種類の鯛めしで愛媛の食を全国にPRする。

 かつて伊予国だった愛媛県では、中・南部地域で古くから鯛めしが親しまれる。松山市などの中予はタイと米を一緒に炊いた鯛めしが有名。宇和島市などの南予地域では、タイの刺し身をご飯に乗せた鯛めしが人気だ。

 県は、洋食文化が根付く東予地域でも鯛めし文化を広げようと、「洋風焼き鯛めし」を考案。県産のマダイを使い、①焼いたタイが形として見える②米飯を使用③洋風でタイの風味を生かす――の三つの定義を設定し、2025年7月に第1弾を発表した。

 1月26日には、松山市の県庁で第2段として、新居浜、四国中央両市の4店舗が個性を生かした焼き鯛めしを披露。ピザ風やグリーンカレー、ピラフなど、工夫を凝らした一品が並んだ。

 試食した中村時広知事は「次はどんな味が待っているのかと楽しかった。新しい鯛めし文化の可能性の深さを感じた」と述べ、情報発信に力を入れていく考えを示した。

 第2段の焼き鯛めし提供店舗は、オーベルジュゆらぎ(新居浜市)▽レストランもりの風(同)▽Restaurant&Café Riina(四国中央市)▽Riisa Café(同)。

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