小児科医の派遣について説明した群馬大病院の齋藤院長㊥ら(10日、前橋市)

群馬大学医学部付属病院(前橋市)は2026年度、県北部と南部の病院に小児科医を各1人派遣する。原町赤十字病院(東吾妻町)と高崎総合医療センター(高崎市)で、県や同大などが加わる「ぐんま地域医療会議」の提案を受けて決めた。

北部の東吾妻町を含む「吾妻保健医療圏」の6町村には15歳未満が約3600人いるが常勤の小児科医はゼロ。域外から非常勤の医師が通っていた。近隣の県立小児医療センター(渋川市)は前橋市に移転予定で、小児科医の確保が課題だった。

高崎総合医療センターは小児科医を増員する。高崎市などを含む西毛地域では輪番制で小児救急に対応しているが、人口比で医療機関が少なく、非常勤医師が対応することもあったという。

10日に記者会見した同大病院の齋藤繁院長は「医療の高度化で医師配置だけでは完結しない。(必要に応じて)人口集積地の専門病院に紹介できるようにしたい」と話した。

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