個包装されたチョコレートでも、包装のわずかな隙間(すきま)から虫が混入する可能性がある(写真はイメージ)=ゲッティ

 14日はバレンタインデーですが、長く保存したチョコレートは「要注意」だということをご存じでしょうか。密閉された個包装でも“チョコレート害虫”が侵入する可能性があるからです。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「チョコレートに害虫混入」を解説します。

Q チョコレート害虫ってどんな虫なの?

A 国内でチョコレートをエサにすることが確認されているのは、ガのノシメマダラメイガ(成虫の体長7~8ミリ)や甲虫のタバコシバンムシ(成虫の体長2~3ミリ)、コクヌストモドキ(成虫の体長3~4ミリ)などの幼虫です。穀物や乾燥食品にもつきやすい虫で、人が食べても毒性はありません。

Q どうしてチョコレートに入るのかな。

A 屋外から室内に入り込んだ成虫が、チョコレートの香りに誘われて製品近くに産卵します。ふ化した幼虫がエサを求めて製品の中に侵入するそうです。

Q 個包装でも虫が入ることがあるの?

A はい。幼虫が小さいほど、隙間(すきま)から入り込むことがあります。密閉された袋でも食い破って入ることがあるそうです。

Q 特に虫に狙われやすいチョコレートはあるのかな。

A アーモンドやドライフルーツ、クッキーなどが入ったチョコレートのほうが、虫がつきやすいとされています。

Q 保存方法を教えて。

A 食品メーカーの明治は高温多湿の場所を避け、28度以下で保管するよう勧めています。開封後は賞味期限にかかわらず、早めに消費したいですね。冷蔵庫で保管する場合も、他の食品のにおい移りを防ぐために密封できる袋に入れて野菜室に置くと良いです。

Q 手作りチョコレートの注意点は?

A 個人で作るものはラッピングしても密閉することが難しく、特に注意が必要です。食品害虫を研究する農業・食品産業技術総合研究機構の主任研究員、宮ノ下明大さんは「手作りする人は念のため密閉性の高い容器に入れ、もらった人も早めにいただいたほうがよさそうです」とアドバイスしています。

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