東京都議会第1回定例会は25日、主要会派の代表質問があった。小池百合子知事は答弁で都立高校の魅力向上の一環として、デジタルツールを使い生徒が時間や場所を自由に選び、学習する新たな教育スタイルのコースを2028年に3校でスタートさせる方針を明らかにした。
高校授業料の実質無償化に伴って私立人気が高まり、都立高の志願者が減少傾向になっていることから、魅力づくりが急務となっている。小池氏は、19日に発表した港区白金地区に29年度に開校する新たな都立高も含め「優れた魅力ある教育を行う場を広げていく」と意欲を示した。
また、伊豆諸島での洋上風力の推進について、「日本屈指の導入ポテンシャル」と言及。風力発電が実現すると、島しょ部に電力を供給するほか、本州側にも余剰分を送電することができるとして、「本土と島しょ間の電力融通を可能とすることで分散型電源を確保し、都市強靱(きょうじん)化のリーディングモデルとしていく」と展望を述べた。
貴重な標本などを収蔵する拠点として自然観察にも適した昭島市内の都有地に「自然環境デジタルミュージアム」の設置も示した。
坂本雅彦教育長は都立学校の行事や部活動の充実を図るため、卒業生や近隣住民などからの申し出により、公益財団法人「東京都教育支援機構」(TEPRO)を通して寄付を受け入れる方針を示した。【加藤昌平、柳澤一男】
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