千葉県銚子市

 文部科学相の諮問機関「大学設置・学校法人審議会」は29日、千葉科学大(千葉県銚子市)の設置者変更を認める答申をした。2026年4月1日に設置者が学校法人加計学園(岡山市)から学校法人大城学園(沖縄県名護市)に変わるが、大学の名称、学部・学科構成、定員、教職員の雇用などは維持される。千葉科学大の付属高校も譲渡する予定だ。

 大城学園は名護市でエナジックスポーツ高等学院などを運営している。高等学院の野球部は今春の選抜高校野球大会に初出場した。銚子市によると、大城学園は千葉科学大でも野球などのスポーツに力を入れると説明しているという。

 大城学園は答申を受けて、ウェブサイトで「これまで以上に教育・研究活動等に尽力する」との談話を発表した。

 04年に開学した千葉科学大は定員割れに陥り、加計学園は銚子市に公立化を要望。しかし、市が応じなかったため譲渡先を探していた。今後も厳しい経営環境が予想されることから、大学設置・学校法人審議会は29日の答申で「財務計画の見直しや学生確保の取り組みの改善を機動的に行える態勢を整えること」を求めた。

 銚子市の越川信一市長は答申を歓迎しつつ「少子化で厳しい経営環境は続くと思う。大学運営に協力したい」と話した。【近藤卓資】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。