愛犬の誤飲は命に関わることもある(写真はイメージです) Cierra Voelkl-Unsplash
<絶望的な誤飲事故で心臓が停止した犬。獣医師たちの献身な処置によって生還を果たした>
米オレゴン州ポートランドの動物病院で、心臓が止まった犬の心配蘇生を17分間にわたって継続した結果、犬が奇跡的に息を吹き返した。
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アメリカンピットブルテリアのミックスで7歳のネリーが、ダブ・ルイス動物病院に運び込まれたのは12月15日。主治医のジュリア・スピーノによると、ネリーは抗てんかん薬や抗うつ薬など、人間用の薬3種類をそれぞれ約3カ月分も摂取してしまったという。
抗てんかん薬だけでも致死量の約7倍に達していた。ネリーは飼い主の留守中に、引き出しを自力で開け、中に入っていた薬を食べてしまった。
異変に気づいた飼い主は、すぐにネリーを病院へ連れて行った。到着直後、ネリーは2度嘔吐し、次第に昏睡状態に陥った。
その後まもなく、ネリーの心臓は停止した。獣医師らは直ちに心肺蘇生(CPR)を開始したが、時間は刻々と過ぎていった。それでも彼らは17分間、決して手を止めなかった。そしてついに、かすかな蘇生の兆しが見えた。
「獣医療において17分間のCPRは非常に長い時間だ」とスピーノは振り返る。「ネリーのケースが特殊だったのは、彼女が『除細動が可能な心律動』、つまり電気ショックで治療可能な心拍リズムを示したことにある。これは人間では一般的だが、動物では珍しいケースだ」
ネリーは2度の除細動を経て、心臓が再び動き出した。心拍が戻るのを確認した瞬間、医療チームのメンバーは安堵し、中には涙を流す者もいたという。
ダブ・ルイス動物病院がフェイスブックでこのエピソードを共有すると、この奇跡的な救出劇とチームの英雄的な行動に称賛の声が寄せられた。
ネリーは心機能のモニタリングのため48時間入院し、治療を受けたが、現在は自宅に戻り、元気に過ごしている。誤飲した薬や心停止による後遺症は見られていないという。
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