横浜市

 横浜市立中学校で2022年度、いじめを受けた1年生の男子生徒が不登校になる事案があり、第三者委員会の調査報告書が30日公表された。学校側に認知や対応の遅れがあったと指摘した。

同級生から「汚物」と言われ

 報告書によると、生徒は22年10月~23年1月、ほぼ毎日、複数の同級生から「汚物」「臭い」「シラミだ」と言われた。23年1月ごろから欠席しがちになった。7月に不登校になった後、転校した。

 学校は22年9月と12月の定期アンケートでいじめを事実上把握。だが適切な聞き取りをせず、いじめの認知や対応に遅れを生じさせた。報告書は市教育委員会について「機動性の悪さで数カ月は(第三者)調査の始動が遅れた」と批判した。

 保護者は「迅速な確認や加害生徒への別室対応などを行っていたら、息子は登校できていたはず」と所見を示している。市教委は30日の記者会見で「大変申し訳ない」と謝罪した。【岡正勝】

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