
スヌーピーパジャマで重労働!? 朝の勘違いが生んだ「最高の1日」(写真はイメージです) Kristina Petrick-Unsplash
<毎朝きっちりこなしていたはずのルーティン。だがその日は、ズボンを履き替えずに家を出てしまった。カナダの倉庫で働くメイさんが明かした「うっかり出勤エピソード」が、笑いと共感を呼んでいる>
カナダ在住の倉庫作業員・メイさんが、出勤中にうっかりやらかした出来事をそのまま受け入れて出社したエピソードが、注目を集めている。
【画像】「ズボン履き忘れた...」出勤後に気づいた致命的ミスが注目集める
メイさんは肉体労働を伴う倉庫勤務をしており、これまでは完璧な朝のルーティンをこなしていた。
毎朝、彼女は早起きして、舌の下で60秒間溶かすタイプの薬を服用し、その間に着替えを済ませるのが日課だった。
しかし最近、本誌に語ったところによると、「その朝は着替えが遅れてしまい、シャツだけ着替えたところで60秒が過ぎてしまった」と話す。
「たぶん、脳が『着替え完了』のチェックを勝手に済ませたんだと思う。だから歯を磨いて、いつも通り家を出た」
職場までは40分の道のり。出勤前にベーグルを買おうとカフェに立ち寄ったとき、なんだか違和感を覚えた。そのときになって、パジャマのズボンを履いたままだったことに気づいたのだ!
「パニックになりました」とメイさんは振り返る。「朝の7時45分だったから、近くでズボンが買えそうな店を必死に探したけど、どこも開いてなかった。仕事は8時から始まるのに」
車の中にあったジーンズにも望みをかけたが、それは「めちゃくちゃきつくて」、重い荷物を運んだりフォークリフトを操作したりする仕事には向かないと判断した。さらに数日後には退職予定だったこともあり、そのまま出勤する決断を下した。
彼女は9月2日、Redditのr/Wellthatsucksにこの体験を投稿。アカウント名u/MapleLegend8で、スヌーピー柄の明るいピンクのパジャマズボンを写真付きで紹介し、「仕事用のズボンに着替え忘れた。私は倉庫で働いてるのに」と書き込んだ。
この投稿はおよそ3万件のアップボートを獲得し、大きな反響を呼んだ。
あるユーザーは「自分も倉庫勤務だけど、夏はめちゃくちゃ暑いし、フリースのパジャマズボンで出勤する人もいるよ」とすっとぼけた。
別の人は「今まであだ名がなかったなら、これからは『スヌーピー』になるな。悪くないけどね」とユーモアを交えた反応も。一方で、在宅勤務だったって言い張ればいい、という声もあった。
「自分だったら家に戻って、遅刻しても言い訳する」との意見や、「その言い訳が『ズボンを忘れた』だね」と笑うコメントも。
「少し恥ずかしかった理由のひとつは、私はトランスジェンダーで、全員にカミングアウトしているわけではないので、職場では男性として見られているんです。これは自宅で過ごすときの『ガールモード』のパジャマなんです」
「だからちょっと気まずくて、何か反応されるかと思ってたんですけど、誰も本当に何も言いませんでした」
メイは、上司に何か言われる覚悟をしていたが、上司は全く触れず、普通に業務を続けてたと語る。
実際にパジャマについて触れたのは同僚1人だけで、「笑って『なかなか攻めた格好だな』って言っただけだった」とのこと。
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