直径6・5メートルの大鍋で調理される芋煮=山形市で2025年9月14日、竹内幹撮影

 山形市の馬見ケ崎(まみがさき)川河川敷で14日、「第37回日本一の芋煮会フェスティバル」があり、県内外の行楽客に約3万食の芋煮が振る舞われた。

 会場に設置された直径6・5メートルの鍋「3代目鍋太郎」に里芋3・2トン、山形牛1・2トン、こんにゃく4000枚、長ネギ3500本など山形県産の食材を投入。しょうゆや日本酒、砂糖で味付けし、改造したショベルカーも使って調理した。

河川敷で芋煮を食べる大勢の人たち=山形市で2025年9月14日、竹内幹撮影

 雨がぱらつくことがあったが、その後は日も差すまずまずの天気。初めて訪れた鶴岡市の佐藤耕平さん(40)は家族5人で甘い香りが広がった河川敷に座り、「味がしっかりしていて、芋もとろとろ、ほくほくしていておいしい」と秋の味を楽しんでいた。【竹内幹】

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