神奈川県横須賀市は市内で子どもを産み育てやすい環境づくりを加速させるため、市独自に10万円を助成する方針を決めた。出産した場合は、国の出産育児一時金50万円と妊婦支援給付金10万円と合わせて70万円を受け取れることになる。
市独自の助成金創設により、県の出産平均負担額とされる約66万5000円を上回るという。
市によると、「出産子育て応援祝い金」として、妊娠時に5万円、出産時に5万円を2回に分けて支給する。妊娠時に支給するのは県内の自治体で初めての取り組みだという。
正式な事業開始は10月からだが、9月1日以降に妊娠、出産が確認された人から支給する。来年3月までに1000人弱が助成金を受け取ることを想定する。市は今年度の一般会計補正予算案に約9900万円を盛り込んだ。【福沢光一】
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