プロ野球の榊原定征コミッショナーが１７日、来年３月のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で国内での独占放送権を米動画配信大手ネットフリックスが獲得したことに「非常に大きな影響がある」と初めて受け止めを話した。地上波やＢＳでの中継計画はないため「前回のような形で５千万、６千万の方が自由に視聴できる環境ではなくなった」と語った。東京都内で行われたオーナー会議後の記者会見で言及した。
７月に訪米した際、実質的な大会主催者である米大リーグ機構のトップに地上波で視聴できるように要望したという。働きかけは実らず「決定に参加する立場ではなかった」と話した。（共同通信）
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