34年ぶりの東京開催となった陸上の世界選手権は、5日目の17日、男女の200メートルの予選が行われました。
予選は6組に分かれ、各組の上位3着までと、4着以下でタイム上位の6人、合わせて24人が準決勝に進みます。
このうち男子では、パリオリンピック代表の22歳、鵜澤選手が6組に出場し、スタート直後から積極的な走りを見せて、20秒39のタイムで、3着でフィニッシュして、おととしの前回大会に続く、準決勝進出を決めました。
▽1組に出場した、5大会連続6回目出場の飯塚翔太選手は、20秒64で6着
▽3組に出場した水久保漱至選手は、20秒51で7着となり、
いずれも予選敗退となりました。

一方、女子200メートルの予選は、8月に9年ぶりに日本記録を更新した24歳の井戸選手が5組の5着でしたが、22秒98のタイムで、世界選手権初出場で準決勝進出を決めました。
この種目の日本選手の準決勝進出は、2011年の大会の福島千里さん以来、14年ぶり2人目です。
また、男子やり投げの予選は、
▽ことし7月の日本選手権で、日本歴代2位となる87メートル16センチをマークして初優勝した崎山雄太選手が、77メートル61センチ
▽オリンピック2大会出場、33歳のディーン元気選手が、77メートル1センチ
▽初出場の長沼元選手が、74メートル70センチで、
いずれも、決勝に進める上位12人に入ることができませんでした。
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