陸上の世界選手権東京大会に子どもが参画する取り組みを、世界陸連が18日に表彰した。会場の国立競技場でセバスチャン・コー会長が、日本陸連の有森裕子会長らに表彰状を手渡し「大会の目的は長く続くレガシー(遺産)を残すことにある。運動を通して子どもたちが将来の夢を描く機会を与えてくれたことに感謝している」と語った。

 メダルセレモニーでは子どもたちが選手をエスコート。開幕前にはパリ五輪男子200メートル覇者のレツィレ・テボゴ(ボツワナ)が都内の小学生と交流した。有森会長は「子どもたちがスポーツに興味を持ち、育っていく大きなきっかけになると感じている」と述べた。(共同通信)

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