■東京2025世界陸上競技選手権大会(18日、国立競技場)

男子やり投決勝が行われ、K.ウォルコット(32、トリニダード・トバゴ)が88m16で悲願の金メダルを獲得した。ロンドン五輪で金メダルを獲得も、世界陸上では17年のロンドン大会の7位入賞が最高位だったウォルコットが、7大会目の出場で初制覇。予選9位からの大逆転Vで、母国に世界陸上同種目初のメダルをもたらした。

2回目に、世界陸上で2度(19年ドーハ、22年オレゴン)、金メダルを獲得しているA.ピータース(27、グレナダ)が87m83を投げトップに。しかし、ウォルコットが87m83で逆転。さらに4回目に88m16と伸ばした。

今季世界最高の91m51の記録を持つJ.ベーバー(31、ドイツ)は86m11の5位。前回王者のN.チョプラ(27、インド)は2回目に84m03も、3回目と5回目をファウルとするなどその後伸ばせず8位。上位6人で行われる最終投擲に進むことができなかった。銅メダルは1回目に86m67を投げたアメリカのC.トンプソン(29)だった。

【男子やり投 結果】
金)K.ウォルコット 88m16
銀)A.ピータース 87m38
銅)C.トンプソン 86m67

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