
第107回全国高校野球選手権大会で初優勝した沖縄尚学の3年生で主将を務めた眞喜志拓斗さん(17)が18日、出身地の沖縄市役所を訪れ、花城大輔市長らに日本一を報告した。市議や職員が出迎え、甲子園の土や優勝記念タオルのプレゼントに大喜びした。
遊撃手の眞喜志さんは決勝で、二遊間の難しいバウンドをうまく捕ってアウトにしたり、強い当たりを体で止めて併殺にしたりと好守を連発。市議から「あのプレーはすごかったね。痛くなかったの?」と聞かれると、眞喜志さんは「抑えたい気持ちが強かった。肘の裏にあざができたけど、それより優勝がうれしかった」と振り返った。
花城市長は「甲子園の期間中は国道に車が走っていないというニュースが流れたけど、沖縄市役所の職員もみんな仕事をしていなかったよ」と笑いを誘った。
東京の国学院大学に進学予定の眞喜志さん。今後も目標を聞かれ「全国トップレベルの選手が集う強豪大学。1年生からレギュラーに入れるように頑張りたい」と力強く語った。(中部報道部・又吉朝香)
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