東京世界陸上、7日目(19日)は男子200m決勝が行われる。同種目、3連覇中の王者・ノア・ライルズ(28、アメリカ)が、ウサイン・ボルト(09年、11年、13年、15年)以来、史上2人目の4連覇を狙う。

今大会100m決勝では銅メダルで2連覇を逃し、リベンジに燃えるライルズは、前日の準決勝で19秒51の今季世界最高を叩き出した。

レースを見ていた大会スペシャルアンバサダーの織田裕二さんも「すごいタイムを出してきたよ」とライルズの走りに興奮。

準決勝では突破者8人が全員“19秒台”をマークするなど、ハイレベルな戦いに。ライルズも準決勝後のインタビューで「史上最速の決勝になると思う」と気合が入り、「すごいレースを期待してくれ。また明日ね!」とミックスゾーンを去っていった。

予選をトップで通過したジャマイカの“新星”ブライアン.レベル(21、ジャマイカ)は、準決勝では、最後余裕を持って流しながらも19秒78の組1着。織田さんも「今大会はレベルですよ!」とイチオシの選手で、自己ベストは19秒69だが、勢いがあるだけに不気味な存在だ。パリ五輪200m金メダリスト、今季ベスト19秒76のL.テボゴ(22、ボツワナ)も、準決勝で余裕の走りをみせ、決勝でどのような走りをみせるか期待が高まる。

この日のナイトセッションのチケットは完売が発表された。大観衆で盛り上がる国立競技場で、注目の男子200mの決勝は、19日午後10時6分にスタートする。

※競技の進行状況や天候によって時間変更の場合あり

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