大リーグ1年目の佐々木投手は、ことし5月に右肩の痛みでけが人リストに入り、先月からはドジャース傘下の3Aの試合で登板しながらフォームの修正などに取り組んできました。
ここまで5試合は先発を務めていましたが、18日、ワシントン州タコマで行われた試合で、プロ野球時代を含めて初めてリリーフとして登板しました。
5回に3人目としてマウンドに上がった佐々木投手は、160キロを超えるストレートを軸に、先頭から7球で2者連続三振を奪いました。
3人目のバッターはフォアボールで出塁を許しましたが、4人目のバッターをインコースの速球でレフトフライに打ち取り、1イニングをノーヒットで無失点に抑えました。
今後もリリーフ起用の可能性
ドジャースは先発投手陣が安定した成績を残す中、リリーフ陣は9月に入って17日までの防御率が5.65でリーグ14位と、ポストシーズンを前に大きな課題となっています。
チームは佐々木投手にリリーフとしての調整を打診し、ロバーツ監督によりますと、佐々木投手がそれを受け入れたということで、21日にもう一度マイナーでリリーフとして登板したうえで大リーグ復帰を検討するということです。
ロバーツ監督は「彼はチームのためにブルペンでの調整を受け入れてくれた。次の登板を見て、今度はわれわれが決断する番だ」と話し、ポストシーズンで佐々木投手をリリーフとして起用する可能性を重ねて示しました。
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