秋田監督は、ことし6月、選手やスタッフからパワハラの申し立てを受けたことから、第三者委員会による調査が行われ、この間、試合や練習への参加を見合わせ休養していました。

秋田監督は19日、個人として記者会見し、高知ユナイテッドの監督を辞任することを表明しました。

辞任の主な理由として、クラブの運営会社の社長に対する不信感をあげたうえで、「ここにいてもむだな時間を過ごすだけだ」と述べました。

一方、パワハラの問題に関しては、9月11日にクラブ側から伝えられたとする調査結果の内容について、「パワハラの疑いがある18の事案のうち6つの事案がパワハラと認められた」と説明しました。

そのうえで「暴力を振るったり、悪意を持って指導したりしたことは一度もないが、上に行きたいという気持ちが強すぎたのは否めない。選手やスタッフに申し訳ない」と謝罪しました。

また、ファンやチームに対しては「ご心配をおかけして本当に申し訳ありません。チームは非常に厳しい状態だが、みんなの力でJリーグに残留できるよう頑張ってほしい」と話していました。

クラブの運営会社の高知ユナイテッドSCは、パワハラ問題の調査結果について、近く公表できるように準備を進めているとしています。

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