■MLB ドジャース6ー3ジャイアンツ(日本時間20日、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(31)が、本拠地でのジャイアンツ戦に“1番・DH”で出場。1対2と1点リードされた5回に52号の逆転スリーランを放ち、引退表明したC.カーショー(37)の本拠地ラスト登板での敗戦投手を消した。試合後にはカーショーに向けてメッセージを送った。
「素晴らしい、物語のような、殿堂入り級のキャリアを築かれたことを心よりお祝い申し上げます。あなたが常にプロフェッショナルな姿勢で仕事に取り組む姿にはいつも感銘を受けてきました。そして、あなたが成し遂げた成功は、この競技への献身と情熱の真の証です。
長年にわたりあなたと競い合えたことは素晴らしい経験でした。そして今、チームメイトとしてワールドシリーズを共に勝ち取れたことは、この上ない名誉です。
この最後の1ヶ月を楽しみ、華々しく締めくくりましょう!!」とコメントした。
C.カーショーの本拠地ラスト登板に入場者数は53,037人でチケットは完売となった。メジャー18年間、ドジャース一筋で戦ってきたカーショーは思い出のマウンドで5回途中2失点、最後の打者を三振に打ち取ると、スタンドはスタンディングオベーションでカーショーを見送った。ベンチでは山本由伸(27)、大谷も笑顔ではハグをしていた。
すると、その裏、1点ビハインドの場面で1死一、二塁で打席には大谷、ストレートを完璧に捉えると、打球はレフトスタンドへ。2試合ぶりの52号、カーショーの負け投手を消し去る豪快弾にドジャー・スタジアムは大熱狂。ベンチ裏に引き上げていたカーショーもすぐに戻って来て大谷と熱い抱擁を見せた。ドジャースは逆転勝ちで優勝マジックは“4”となった。
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