大学野球の南部九州選手権沖縄地区予選第5節2日目が21日、エナジックスタジアム名護であった。首位の琉球大が4位の名桜大を2―1で破り、通算成績を7勝1敗として55年ぶり4度目の優勝を果たした。

大学野球の南部九州選手権沖縄地区予選で55年ぶりの優勝を決め、マウンドに集まって喜ぶ琉球大学ナイン=21日、名護市・エナジックスタジアム名護(仲間勇哉撮影)

 琉大は先制された直後の三回裏2死二塁、3番・仲村渠朋貴の打球が内野手の失策を誘ってすぐに追いついた。

 1―1の六回裏2死三塁、9番・松田遼主将の鋭い打球が再び内野手のエラーを誘発。三走の松本武知が生還し、逆転に成功した。先発の前竹陽日希が3安打1失点で完投勝利した。

 松田主将は「全員で声を出し、盛り上げたからこその優勝」と喜んだ。

(運動部・仲間勇哉)

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