女子4×100mリレーでは前回覇者のアメリカが41秒75で金メダルを獲得。22年のオレゴン大会から3連覇を達成した。

決勝のレースは今大会100mと200mの2冠を達成しているM.ジェファーソン ウッデン(24)をはじめ、23年ブダペスト大会の100m金メダリスト、S.リチャードソン(25、アメリカ)らが名を連ねた。

レースはスタートから1走のジェファーソン ウッデンが快足を飛ばした。ライバル・ジャマイカと競るも最後はアンカーのリチャードソンが振り切り、1着でフィニッシュ。レース後には今大会が最後の世界陸上となるジャマイカのS.フレイザー プライス(38)とジェファーソン ウッデンが抱き合い互いを称え合った。

予選では今季世界新の41秒60(全体トップ)をマークし決勝進出を決めたアメリカ。パリオリンピック™でも金メダルを獲得した強豪が今大会も制した。

同種目は05年のヘルシンキ大会以降、アメリカとジャマイカで優勝を分け合ってきた。今大会ライバルのジャマイカに勝利したアメリカが3大会連続で金メダルを手にした。また同日に行われた4×400mでもアメリカが大会新記録で金メダルを獲得している。銀メダルはジャマイカ、銅メダルはドイツが獲得した。

【女子4×100mリレー結果】
金メダル:アメリカ  41秒75
銀メダル:ジャマイカ 41秒79
銅メダル:ドイツ  41秒87

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