<ドジャース5ー4パドレス>現地8月17日(日本時間18日)ドジャースタジアム
この記事の写真ダルビッシュ有投手(39)でもパドレスの連敗を止められなかった。
ダルビッシュ投手は敵地ドジャースタジアムでの試合に先発し、1回にフリーマンの一発を含む4失点。
ダルビッシュは、2回以降、ドジャースに点を与えなかったが、4回3安打2四球5三振でマウンドから降りた。
パドレスは、1回の失点が最後までこれが響いてしまい、8回に同点に追いつくのがやっと。
不審に喘いできたドジャースのベッツに決勝のソロ本塁打を浴びたパドレスは首位攻防を3戦全敗で終えた。
首位ドジャースとは2ゲーム差の2位。来週、現地22日(日本時間23日)からの本拠地ぺトコパークでの今シーズン最後の直接対決3連戦でリベンジを狙う。
「初回のフリーマンがもったいなかったというか、バカなことをしたなというところで、それ以外は悪くなかった」パドレスのダルビッシュ投手は、1回ドジャースの”1番・DH”大谷翔平(31)選手にライト前に運ばれると、
1アウト一、二塁から4番・フリーマンにカウント0ー2と追い込んでからの3球目、96マイルの速球が真ん中へ。好打者が見逃すはずはなく、力強くバットを振り抜くと、打球は失速することなくスタンドへ先制の3ランとなった。
ダルビッシュ投手が、そのときの配球を振り返った。
「配球ですね。元々、良いバッターなのでいろんな球をミックスしないといけないところを、最初の2球空振りしたので自分の真っ直ぐいけんじゃない?と思って。自分の真っ直ぐぐらいで、3球連続真っ直ぐでフリーマン打ち取れない。そこはちょっと調子に乗ったなというところで」
気になるのはやはり肘の角度を下げて、サイドスロー気味に投げていることだ。サイド気味にして2週間ほど経過した今、心地よく投げているのか?と質問すると、「やっと気持ちよく投げられているかな。上からだとやっぱり気持ち悪いというか、ちゃんと伝わってない感じがするんですけど、腕を落とすと球速がでていなくても打者が差し込まれるので、そういうところは良い感覚はあると思います」と答えた。
39歳右腕、一般的に限界だと論じられてもなんら不思議でない年齢だ。パドレスとの契約は42歳シーズンまである。手術をした右肘も万全な状態ではないはずだ。それでもダルビッシュだからこそ、来週のドジャースとの対決に期待したい。
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