東京2025世界陸上は9日間の熱戦が幕を閉じた。大会スペシャルアンバサダーの織田裕二さんは最終日の番組出演を終え、改めて陸上競技への思いを語った。
次回は2年後、中国・北京で開催される。織田さんは次の世界陸上は「私はテレビの前でビール片手に楽しみます」と口にし、スタジオを沸かせた。
番組では男子3000m障害で8位入賞の三浦龍司(23、SUBARU)、男子400mで日本勢34年ぶりに決勝に進出した中島佑気ジョセフ(23、富士通)、5位入賞を果たした男子110mH・村竹ラシッド(23、JAL)、日本女子3大会ぶりの入賞を果たした女子マラソンの小林香菜(24、大塚製薬)、男子35キロ競歩で今大会第1号の銅メダルを獲得した勝木隼人(34、自衛隊体育学校)ら今大会で活躍した選手たちが登場し、織田さんらとともに今大会を振り返った。
【織田さんのメッセージ】
世界陸上は政治や戦争に左右されない、真の世界一は誰かを決める、2年に一度行われる陸上競技の最高峰の大会です。
約30年、この大会を見てきました。
当初は日本人選手が少なくてですね、誰を応援していいのかっていうのはわからずに、ただ選手たちの運動能力の高さに驚かされて、圧倒されて、そのうちもう何人だから応援するなんてのはもう、どうでもいいなと思うようになって。
人類はどこまで遠く、速く、高く跳べるんだろうか。
いろんなものを背負って、選手たちは戦ってます。そこにはもう選手の数だけ人間ドラマがあります。
次は2年後の中国・北京での開催です。
私はテレビの前でビール片手に楽しみます。
たくさんの感動をありがとうございました。
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