大谷翔平が「イチローやん」 泳がされながら「変態打ち」「今のでよく内野の頭超えるな」バット粉砕も“離れ業”

【MLB】ドジャース 1ー3 ジャイアンツ（9月21日・日本時間22日／ロサンゼルス）

【映像】バット粉砕も話題！イチローばりの「変態打ち」（実際の様子）

　ドジャースの大谷翔平投手がジャイアンツ戦に「1番・DH」でスタメン出場。第3打席で見せたのは、思わず「イチローやん」と声が漏れる技ありの一打だった。

　両チーム無得点のまま進んだ6回、大谷は先頭打者として3打席目を迎えた。カウント2ー2から、相手先発ルーキー右腕マクドナルドが投じたのは外角へ大きく逃げるチェンジアップ。ストライクゾーンから外れたボールに大谷は泳がされながらも、根元からバットを折られつつ打ち返した。打球はセカンドの頭上を越え、ライト前へ落ちるヒットとなり、これで9試合連続安打、26試合連続出塁を記録した。

　打球速度はわずか71.3マイル（約114.7キロ）、飛距離は197フィート（約60メートル）。メジャーの強打者らしからぬ当たりだったが、ファンは驚きの技術に騒然。中継の視聴者からは「イチローやん」「イチロー谷」「今のでよく内野の頭超えるな」「技アリ」といった声が相次いだ。派手なホームランとは対極にある一打ながら、泳がされながらも的確にボールを捉える打撃は、往年のイチローを彷彿とさせるもの。視聴者からも「しぶとい」「変態打ち」と称され、大谷の対応力とバットコントロールの高さに改めて驚かされた瞬間だった。

　バットを折られながらも安打に変える離れ業。“イチローやん”とファンが沸くのも納得の一打だった。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）