パラ競泳の世界選手権は9月21日から27日までシンガポールで開催され、日本からは21人の代表選手が出場します。

16日から東京 北区のナショナルトレーニングセンターで運動機能障害と視覚障害のクラスの選手たちが行っている合宿の様子が18日、報道陣に公開されました。
このうち、視覚障害のクラスのエース、木村選手は個人種目では、去年のパリパラリンピックでいずれも金メダルを獲得した100メートルバタフライと50メートル自由形に出場する予定で、スタートからのスピードを強化するため、飛び込んでから力を込めて泳ぐ練習を繰り返していました。
また、鈴木選手は、生まれた時から両足と右手がなく、パラリンピックの運動機能障害のクラスで3つの金メダルを含む14個のメダルを獲得しています。
鈴木選手は、いずれも50メートルの平泳ぎと自由形にエントリーしていて、テンポを意識しながら全身を使って泳ぎ込んでいました。

練習後木村選手は「パリパラリンピックの状態に戻し切れていないので、近づきたいと思って集中して練習している。最大限のパフォーマンスを出したい」と話しました。

また、鈴木選手は「順調に練習できているので焦りはない。メダルを確実にねらいたいし、よりよい色のメダルをとりたい」と意気込みを示しました。
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