ナショナルリーグ西部地区で首位のドジャースは24日、相手の本拠地アリゾナ州フェニックスで地区3位のダイヤモンドバックスとの3連戦の第2戦に臨み、大谷選手は1番・指名打者で先発出場しました。

大谷選手は1回の第1打席、インコースの速球をとらえてセンターのフェンスを直撃するスリーベースヒットを打って、そのあと犠牲フライで先制のホームを踏みました。
第2打席は空振り三振、第3打席はセンターフライ、7回の第4打席は1アウト一塁の場面でファーストゴロのダブルプレーに倒れました。
3対1とリードした7回ウラにはこの日、けが人リストから復帰した佐々木投手が5月9日以来の大リーグのマウンドに上がりました。

自身初のリリーフ登板となった佐々木投手は、最初のバッターをサードゴロに打ち取ると、続くバッターは見逃し三振、最後のバッターはフルカウントから空振り三振にしとめ、この回をノーヒット、3人で抑えてマウンドを降りました。
ストレートの最速は160.6キロに達しました。
試合は4対4の同点でノーアウト二塁から始まるタイブレークの延長戦に入り、10回表に大谷選手がこの日5回目の打席に入りましたが、アウトコースのボール球に手が出て空振り三振でした。
大谷選手はこの試合、5打数1安打で打率は2割8分1厘です。
ホームラン王争いでは、フィリーズのシュワーバー選手がこの日2本のホームランを打ったため、大谷選手は3本差で追う立場となりました。
試合は延長11回、エドマン選手のタイムリーヒットで勝ち越したドジャースが5対4で競り勝ちました。
この日、地区2位のパドレスが敗れたため、地区優勝へのマジックナンバーは「1」となりました。
勝てば優勝となる25日の試合には、山本由伸投手が先発登板する予定です。
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