柔道の前日本男子監督で、五輪金メダリストの井上康生さんが25日、東京都文京区の講道館でウクライナのジュニア選手らに技術講習した。ロシアの侵攻に遭いながら競技に打ち込む選手に「明るい未来は必ず訪れるというのを信じて柔道に取り組んでほしい」とエールを送った。
国の海外アスリート支援事業の一環で、指導者を含む20人が参加。井上さんは得意の内股を実演するなど熱心に指導し「強くなりたいという思いを感じることができた。今後の活躍が楽しみ」と期待を寄せた。
16歳の男子で、東部ハルキウ州出身のハザル・ヘイダロフさんは「日本でたくさん柔道について勉強して、ウクライナに戻って練習したい」と笑顔だった。(共同通信)
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