関東学生陸上競技連盟は順天堂大学が競技会を主催することを2年間、禁止するなどの処分を明らかにしました。
関東学生陸上競技連盟によりますと、順天堂大学陸上競技部が不適正な申請を行っていたのは、千葉県にあるキャンパス内の競技場に付帯する投てきの練習場で行われたハンマー投げの記録です。
この練習場は記録が公認されない施設だったにもかかわらず、1989年から92年までは一部の競技会で、1993年から去年8月まではすべての競技会で、「公認記録」として申請し続けていたということで、1年ほど前に大学からの申告で明らかになったとしています。
関東学連は、不適正な申請が30年以上にわたっていたことなどを踏まえて
▽順天堂大学が競技会を主催することを10月から2年間、禁止することや
▽申請を続けてきた指導者の連盟主催の競技会への参加を禁止すること
そして
▽当該の練習場での記録について公認記録としたことを取り消すといった処分を明らかにしました。
順天堂大学は「心より深くお詫び申し上げます。極めて重大な事案と受け止め、再発防止に向けた具体的な取り組みを早急に講じてまいります」とコメントしています。
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