■MLB ダイヤモンドバックス 0-8 ドジャース(日本時間26日、チェイス・フィールド)
ドジャースが敵地でのダイヤモンドバックス戦で快勝し、4年連続の地区優勝を果たした。大谷翔平(31)は第3打席(4回)で、キャリアハイに並ぶ54号2ランを放つなど、5打数1安打2打点で勝利に貢献した。
地区優勝マジック1で迎えた一戦は、山本由伸(27)が今季30度目の先発マウンドに立ち、6回(94球)4安打、無失点の好投。今季開幕投手を務めた山本は、先発陣で唯一ローテーションを守り続け、チームトップの12勝目、防御率2.49で締めくくった。
打線は2回にF.フリーマン(36)の22号ソロを放つと、A.パヘス(24)の2者連続弾となる27号で2-0。さらに2死満塁でM.ベッツ(32)の2点タイムリーで4-0と山本を援護した。
大谷の第1打席は先発J.ビークスに対し中飛、第2打席はN.クリズマットを相手に空振り三振。だが、1死三塁で迎えた4回は、少し泳がされた体勢だったが低めのチェンジアップを振り抜き、右中間へ4戦ぶりの54号を放った。滞空時間の長い飛距離123.7mの2ランで今季101打点をマーク。100打点超えは2年連続で自身3度目(21年、24年、25年)となった。4回はフリーマンのこの試合2本目となる23号2ランも飛び出し、8-0と大量リード。
山本の立ち上がりは、先頭打者を見逃し三振に仕留めると、2番K.マーテイを一ゴロ、23年新人王のC.キャロルを空振り三振で3者凡退。3回は先頭に四球を与え、G.ペルドモにヒットを許すなど1死一・二塁のピンチを招いたが、後続を打ち取った。4回も四球、ヒットとD.ラッシング(24)の捕逸で2死二・三塁としたが、T.タワを3球三振で得点を与えず。
5回は3者凡退、6回は強打者のキャロル、4番モレノを2者連続三振。次打者にヒットを打たれたが、最後は中飛。この日は6回(94球)を投げ、4安打、7奪三振、2四球の無失点と、重要な一戦でエースとしての役割を果たした。
リリーフ陣は、7回はT.スコット(31)が3者凡退。8回はW.クライン(25)は2死三塁も見逃し三振で切り抜ける。9回はA.バンダ(32)が無失点リレーを決めて、地区優勝を果たした。
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