ワイルドカードでのポストシーズン進出を決めているカブスは25日、本拠地のシカゴでメッツと対戦し、鈴木選手が5番・ライトで先発出場しました。

第1打席は空振り三振でしたが、4回の第2打席はチェンジアップを捉えて左中間スタンドの上段に運ぶ飛距離132メートルの28号ソロホームランを打ちました。
鈴木選手は先月6日以来、39試合ぶりのホームランとなりました。

さらに6回、1アウト二塁三塁のチャンスで迎えた第3打席はインコースの変化球を豪快に振り抜き、再び左中間に運ぶ29号スリーランを打ちました。
鈴木選手が1試合2本のホームランを打つのは今シーズン5回目で、この試合は4打数2安打4打点の活躍で打点も「97」に伸ばしました。

レギュラーシーズンは残り3試合で、30号に到達すれば松井秀喜さん、大谷翔平選手に次いで日本選手として3人目となります。

また、ここまで9勝7敗の今永投手は中5日で先発し、立ち上がりの1回にタイムリーヒットなどで2点を失いました。
今永投手はその後も2本のホームランを打たれて4回までに6点を失い、さらに6回に2点タイムリーツーベースを打たれたところでマウンドを降りました。
今永投手は5回と3分の2イニングを投げて打たれたヒットは9本、今シーズンワーストの8失点の内容で8敗目を喫しました。
これがレギュラーシーズンでは最後の登板になる予定で、ことしは太もものけがで一時離脱した影響もあって9勝8敗、防御率3.73の成績で2年連続の2桁勝利はなりませんでした。
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