カーリングの混合ダブルスの日本代表決定戦は、2026年2月のミラノ・コルティナオリンピックの残る2つの出場枠をかけて、2025年12月にカナダで行われる世界最終予選に出場するペアを決めるため、25日から北海道稚内市で開かれています。
3つのペアが出場して行われている予選リーグは、26日午前の第4試合で、ここまで2連勝の小穴・青木ペアと、2連敗のSC軽井沢クラブが対戦しました。
試合は、序盤から僅差の競り合いとなり、前半の4エンドを3対3の同点で終えました。
後半も、得点の入りやすい状態にストーンを置いてエンドを始められる「パワープレー」で2点ずつを奪い合うなどして、小穴・青木ペアは1点を追う展開で、最終の第8エンドに入りました。
有利な後攻だった小穴・青木ペアは、延長を見据えて失点を1点にとどめたい相手に対し、複数得点を取れる位置に効果的にストーンを配置しました。
そして最後は、青木選手の正確なテイクアウトショットで相手の石をはじき出して、ハウスと呼ばれる円の中心に2つのストーンを集めて2点を奪い、逆転しました。
7対6で勝った小穴・青木ペアは、予選リーグ3連勝として、2チームで争う決定戦への進出を決めました。
26日正午からは、3連敗となったSC軽井沢クラブと、1勝1敗の松村千秋選手と谷田康真選手のペアが対戦し、松村・谷田ペアが勝てば決定戦に進みます。
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