高野連=日本高校野球連盟では、選手の出場機会の増加やピッチャーの負担軽減を目的に、来年春の公式戦から指名打者制を導入することを決めています。

来年のセンバツ高校野球は指名打者制が採用される初めての全国大会となり、高野連は26日、大会の運営委員会を開いて日程を決めました。

それによりますと大会は来年3月19日に開幕し、準々決勝の翌日と準決勝の翌日の2日の休養日を含む13日間の日程で開催され、日程が順調に進めば、決勝は3月31日に行われます。

センバツの出場校を決める選考委員会は来年1月30日に開かれ、組み合わせ抽せんは3月6日に行われます。

出場校は例年と同じ32校で
▽「一般選考」は29校
▽困難な状況を克服し、好成績を残した学校などが対象となる「21世紀枠」が2校
▽明治神宮大会で優勝した学校のある地区に与えられる「神宮大会枠」は1校となっています。

地区大会の成績などを参考にする「一般選考」の出場枠は
▽北海道が1校
▽東北が3校
▽関東・東京が6校
▽東海が3校
▽北信越が2校
▽近畿が6校
▽中国が2校
▽四国が2校
▽九州が4校となっています。

指名打者制の導入によって、各チームの選手の起用や戦術がどう変わるかも注目される大会となります。

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