大リーグは26日(日本時間27日)、各地であり、ドジャースの大谷翔平は敵地シアトルでのマリナーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、3打数無安打だった。 中継ぎに配置転換されて2試合目の佐々木朗希は、2点リードの七回に5番手で救援登板し、1回2奪三振被安打1で無失点だった。試合はドジャースが勝った。
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チームの救援陣が苦しむなか、出場選手枠に再登録されて上々の救援デビューを果たしてから中1日。ポストシーズンの出場選手枠入りをねらう佐々木の「追試」が行われた。
ドジャースはこの日、投手を小刻みにつなぐ「ブルペンデー」に打って出た。佐々木の出番がやってきたのは、前回と同じ2点リードの七回だ。先頭の8番打者を三ゴロに、続く9番打者を空振り三振に仕留めてあっさり2アウトまでこぎ着けた。
前回と違ったのはここからだ。打順が1番に回り、27本塁打のアロザレーナを相手には、簡単にはいかない。高めの渾身の100.1マイル(約161.1キロ)を左翼フェンス直撃の二塁打とされた。
次打者は捕手として初めてシーズン60本塁打を達成した2番ローリー。総立ちのシアトルのファンが「MVP」コールを送って盛り上がるなか、佐々木は崩れなかった。
スプリットを3球続け、空振り三振に。佐々木はガッツポーズをすることもなく淡々とベンチに引き揚げ、ロバーツ監督とハイタッチした。
ポストシーズンの出場選手枠入りを大きく引き寄せるマウンドさばきだった。
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