日本バスケットボール協会は27日、都内で評議員会と臨時の理事会を開き、協会の副会長で、Bリーグのチェアマンを務める島田氏を新しい会長に選びました。
島田氏は26日、Bリーグのチェアマンとして再任され、4期目に入ったばかりで、プロリーグと各年代で日本代表の強化を担う日本の協会のトップを兼任する異例の人事となります。
島田氏は新潟県出身の54歳。
実業家で、Bリーグの千葉ジェッツで社長や会長を務めたあと、2020年にBリーグのチェアマンに就任しました。
任期は9月27日から2年です。
島田氏は、新会長に就任後の会見で「ここ数年、一気にバスケットボール界全体が盛り上がってきているが、簡単に継続できるものではないと危機感を抱いている。日本バスケットボール界のさらなる発展につながるよう、リーダーシップを発揮したい」と抱負を述べました。
自身の強みとしては、「Bリーグのチェアマンを務めているからこそ、全方位で直接、選手とコミュニケーションをとれるし、風通しがよくなると考えている」と話しました。
27日は新しい理事も決まり、日本選手で初めてNBA=アメリカプロバスケットボールに出場を果たし、現在はBリーグの宇都宮ブレックスでキャプテンを務める田臥勇太選手などが就任しました。
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