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 日本時間の来月1日からいよいよポストシーズンが始まります。2年連続のワールドシリーズ制覇を目指すドジャース。キーマンは3人の侍です。

ポストシーズンのキーマンは?

 長いレギュラーシーズンを制し、4年連続地区優勝を果たしたドジャース。一息つく間もなく、3日後からワールドシリーズ制覇への道が始まります。

 今年、ドジャースは地区優勝チームの中で一番勝率が低いため、ワイルドカード3位のチームと2戦先勝のワイルドカードシリーズを戦います。

 去年より2つ多く勝つことが求められるポストシーズン。そのキーマンを長年にわたりドジャースを取材し続ける担当記者に聞きました。

スポーツニッポン ドジャース担当
柳原直之記者

「山本投手は先発投手の軸。大谷選手は投打でキーマン。佐々木投手はリリーフの面で抑えなど。ドジャースが勝ち抜くために大事なのは、大谷選手、山本選手、佐々木選手の3人」

 ドジャース最初の関門は、1戦目に勝てば即王手となる超短期決戦のワイルドカードシリーズ。その大事な初戦、柳原記者によると…。

山本由伸と大谷翔平 この記事の写真は2枚 「(初戦は)大谷選手かスネル投手。2戦目が山本投手ではないか」

 スネル投手(32)は9月直近3試合の自責点が、わずか「1」。中6日の大谷翔平投手(31)は、9月3試合に登板して失点なし。山本由伸投手(27)は9月5試合に先発して防御率0.79。盤石の先発陣が控えます。

 その一方で、最大のウィークポイントになっているのが、リリーフ陣なんです。

「ポストシーズンの先発は基本的に4人で回す。山本投手、スネル投手、グラスノー投手、大谷投手。シーハン投手とカーショー投手を中継ぎに回す」 復帰後は抜群の安定感 佐々木朗希

 さらにリリーフ強化、次の一手が、キーマンの一人にあげた佐々木朗希投手(23)です。

 復帰後2試合を投げ、160キロを超えるスピードボールと落差のあるスプリットで奪った三振は「4」。抜群の安定感で首脳陣の信頼を得ています。

「この2試合かなりインパクト残していて、一番いい。勝ちパターンもしくは抑えで使ったほうがいい。実際に使われると思う」

 柳原記者が投打のキーマンにあげた大谷選手。打者としては長いスランプがなく、試合に出続け、チームを牽引(けんいん)しています。

 そして、今年のポストシーズン、投手大谷のサプライズ登板があると言います。

「ワールドシリーズの最後、世界一になれる場面で(リリーフで)出てくる可能性はある」

(「グッド!モーニング」2025年9月28日放送より)

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